海外ETFって?
インデックス投信はアクティブ投信よりもコストが低い。インデックス運用でも十分なリターンを得ることができる。効率的な市場ではインデックス運用が適している。
販売手数料が無料(ノーロード)のものや、解約手数料・信託財産留保額が無料のものも出てきている。売買コストが非常に低廉化してきている。
このように、インデックス投信には、安定的な資産運用を目指す人にはありがたい要素がそろっていますが、ETFほど保有コストが低くなく、長期的な運用ではETFに軍配が上がる点も多いです。
そのため、インデックス投信からETFへのリレー投資をおこなうことが世間ではすすめられています。ETFとは上場投資信託のことで、ようは株式のように売買できるインデックス投信です。
ETFは信託報酬が非上場のインデックス投信よりも圧倒的に低いものもあり、しかし売買コストが上場株式の取引と同じようにかかります。
そこで、売買コストの低いノーロード投信を積み立てて、ある程度の大きさの資金になったらETFへリレー投資するというのがそのアドバイスの要点です。
このETFの中で最近特に注目されているのが海外ETFです。アセットアロケーションを考えた国際分散投資はいまやインデックス投資家のあいだでは当然のことになっており、海外ETFはそのための手段として有効なのです。
国内のETFよりも為替手数料などのコストが高く躊躇されることもあるようですが、国内市場に重複上場されるような話も出てきており、よりインデックス投資がおこないやすい環境が整いつつあるようです。
海外ETFは国内ETFとインデックス投信のコスト差よりも圧倒的なコスト低減効果があるので、国内上場の海外ETFができたときには活用しない手はないでしょう。
NISA(ニーサ)のQ&A
2014年1月からはじまる少額投資非課税制度ことNISA(ニーサ)のQ&Aです。基礎から応用まで、税金の知識を身につけて株式投資や投資信託など資産運用に役立てましょう。