資産運用は必要なの?
資産運用をしたほうがいいよ、と友人にアドバイスすると、決まってなぜ必要なのか?という質問が返ってきます。まあ、そりゃそうですよね。
資産運用というのは、預貯金などの無リスク資産ではなくリスク資産への投資をともなうので、もちろん損失を出す可能性があるのです。それなら、なぜ必要なのかということになります。
やれば損をする可能性がある。でも、やったら儲かる可能性もある。そこで迷う人が多いようです。ただ、資産運用はやらない理由はあまりありません。
というよりも、やらないといけない状況へと、だんだん近づいています。日本の政策も全体主義から個人主義へと移行しつつあり、ようは自分のお金は自分で守れよ、というようになってきているのです。
統計によると、これから10年間に退職する人たちはおそらく大丈夫だろうということですが、それより下の年代では預貯金が少なく、老後にお金が不足する人が多いということのようです。
ハッキリした数字はわからないため、断言もできないのですが、このデータは私のまわりの人間を見ても、あながち間違っていないように思えます。
資産運用というと、スグにギャンブルだとかいう人もいますが、ギャンブルと資産運用は全くの別物です。きちんとコストをコントロールしてある程度のリスクに抑えれば、そう大きな損失を出すこともないでしょう。
資産運用は、これからの日本を担う世代にとっては重要な位置を占めています。日本は金融教育が遅れすぎといわれていますが、まったくそのとおりだと思います。
ぜひ、資産運用を始めて、自分の資産は自分で守るようにしていきましょう。
NISA(ニーサ)のQ&A
2014年1月からはじまる少額投資非課税制度ことNISA(ニーサ)のQ&Aです。基礎から応用まで、税金の知識を身につけて株式投資や投資信託など資産運用に役立てましょう。