インデックス投信って?
資産運用の手法には、大きく分けて2つあります。それは、インデックス運用とアクティブ運用です。
市場にはインデックス(指数)があります。これは、市場全体の動きをあらわした指標で、市場平均というようにいわれています。
このインデックスに連動したパフォーマンスを目指す運用をインデックス運用といいます。市場平均なので大勝ちはしないけど大負けもしない、ほぼ平均というものです。
インデックスを上回るパフォーマンスを目指すのがアクティブ運用です。こちらは大勝ちすることもあるが、大負けすることもあります。もちろん、ちょい勝ち・ちょい負けもあります。
投資信託にも、インデックス運用をおこなう投資信託とアクティブ運用をおこなう投資信託があります。私はインデックス投信をオススメします。
その理由としては、効率的な市場においては、アクティブ運用はインデックスを上回ることは難しいというのがひとつ。実際にアメリカ市場ではインデックス投信のほうがアクティブ投信よりも勝っているようです。
もうひとつの理由は、インデックス運用でも十分なリターンが期待できるということです。年6%程度なら、株式をやや高めに保ったポートフォリオであれば可能な数字なのです。
インデックス運用はアクティブ運用よりも分散が効きますしリスク低減効果が高いはずです。大きな成果を望まないなら、資産運用はインデックス投信中心でいいのです。
ただ、インデックス投信は小さいながらもコストがかかるため、コストの概念がないインデックスには勝てません。どうしてもコスト分負けてしまいます。
インデックス投信の中でもコストが最も低く、最もパフォーマンスがインデックスに近いファンドを選ぶのが、インデックス運用を中心とした資産運用の要点といえるでしょう。
NISA(ニーサ)のQ&A
2014年1月からはじまる少額投資非課税制度ことNISA(ニーサ)のQ&Aです。基礎から応用まで、税金の知識を身につけて株式投資や投資信託など資産運用に役立てましょう。